「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」に投票しました

投票結果

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」に:

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に2ポイント
  • バンガード 米国長期国債 ETF(VGLT)に2ポイント
  • iシェアーズ・ゴールド・トラスト(IAU)に1ポイント

を投票しました。

なぜ?

一時期Amazon/Microsoftの生株を保有して危ない橋をわたってきた僕ですが、さすがにリセッションが近いと感じると同時にぐっすり眠りたいので何時でも安定したポートフォリオを探していました。

まず、もし来年リセッションが起きると手持ちの資産はどうなるのでしょうか?2008年のリーマンショックを思い出してみましょう。

なんと全世界の株式が半年で50%下落しています。

すると当然この下落と反対の動きをする資産を組み合わせてリスクを打ち消したいと思う訳です。つまり負の相関のある資産が必要になります。

例えばロボアドバイザー(WealthNavi)でリスク許容度を2に設定してみると…

  • VTI: 26.2%
  • VEA: 10.1%
  • VWO: 5.0%
  • AGG: 35.0%
  • TIP: 13.6%
  • GLD: 5.1%
  • IYR: 5.0%

ところが、上記の資産は金(GLD)以外は株式に対して負の相関を持っていないようです。IYRにかぎっては完全に正の相関です。

一般には「株式は債券と逆の相関を持つ」と言われてきましたが、現在では特にリセッション時にはどうやら株式と債券は正の相関を持ちはじめたというのが通説なようです。これは困った。

レイ・ダリオの「オール・ウェザー(全天候型)」ポートフォリオ

そこで知ったのが、レイ・ダリオの「オール・ウェザー(全天候型)」ポートフォリオです。詳しくは左記のページを読んでいただきたいのですが、このポートフォリオにおける各資産の相関を見てみましょう。

上記からわかることはいくつかあると思います:

  • TLT(米国長期国債)は株式と負の相関を持つ
  • 全世界株式は米国よりも復興が遅い
  • 金はそもそもどの資産とも相関がなさそう
  • TIP(物価連動債)は言葉通りに捉えるならインフレーションに負けない資産というだけなのでは

上記をふまえて株式の下落を打ち消すようなポートフォリオを考えてみましょう。先のページで紹介されているPORTFOLIO VISUALIZERを使います。

直近10年について以下の3つを混ぜるだけで分散投資でき、なおかつ元のレイ・ダリオのポートフォリオよりもパフォーマンスが良いようです:

  • 米国株式(S&P 500等)
  • 米国長期国債(SPTL,VGLT,EDV,TLT等)
  • 金(IAU)

上記の配分はもう完全に好みの問題だと思います。米国一点集中投資で良いのかは今年12月のクリスマス商戦で明らかになるでしょう。

結局何を買うの?

米国株式についてはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を円建てで買いたいです。資金が不足した際には単純にこの投資信託を売ればいいだけです。後述するようにドル資産を持つために、リバランスをする際にS&P500をドル資産で買いたくなったらVOOを買う予定です。

金についてはiShares Gold Trust(IAU)を買っています。円建てで買うこともできるのですが、長期保有したいことと、後述するドル資産の運用のためもあってドルでETFを買っています。

米国長期国債。これが今回のポートフォリオのキモです。米国がゼロ金利政策に追い込まれないかぎりは有望な資産です。しかし残念ながらこれを買うには生の米国国債を買うかETFしかありません。どちらにしてもドル建てで買う必要があります。そのため資産の半分がドル建てになってしまうことは、このポートフォリオでは不可避です。レイ・ダリオ自身はTLTを保有しているようですが、僕はバンガード信者なのと、経費率が安いので、VGLTを選びました。ひょっとすると来年は、純資産総額が高く、経費率が安いので、SPTLを検討しているかもしれません。

このポートフォリオが最適解なの?

もちろんそんなことはないと思います。このポートフォリオが機能しない簡単な状況は米国がゼロ金利政策に追い込まれることです。さらに今回は為替リスクについて全く考慮しませんでした。

レイ・ダリオは「中央銀行はいずれ時代遅れになり、現代金融論(MMT)のような別の仕組みに取って代わられるのは「不可避」だ」と発言したそうです。これはつまり市場の外から市場をコントロールするプレイヤーが存在しない世界になってしまうということです。爆発的に膨れ上る信用、そしてふとしたきっかけに起きるリセッションによる資産の半減は市場の外からコントロールできないということです。コントロールするプレイヤーがいないのであれば、金の保有比率を増やすしか今の僕には思いうかびません。

一方で為替リスクについては少し楽観しています。自分の理解では今の日銀はゆるやかなインフレーションを達成するために円を大量に刷っているはずで、急激な円高が起きるのは想定しにくいためです。為替リスクを最小化するためにも金を現時点でも15%程度まで多めに所持しておくのは案外ありなのかもしれません。

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