“一丸銀河”: 息子の卒業式でのPTA会長スピーチ

一丸銀河

昨日は長男の卒業式でした。小学校の校長先生はたいへん優秀で良い学校運営をしていただき、また卒業式でのスピーチもすばらしかったのですが、驚くべきことにPTA会長さんのスピーチがその十倍すばらしかったので、ここに履歴を残そうと思います。

僕の記憶では彼のスピーチの概略は以下のようなものだったと思います:

「先程校長先生がおっしゃられていましたが、6年生の皆さんは学級の標語を四字熟語として、生徒と先生が2文字ずつ漢字を選んでこの「一丸銀河」という言葉を自分達で創造したとお聞きしました。

この一丸銀河ってどういう意味なんでしょうか。皆さんは銀河って何だか知っていますよね。そうです。無数の星の集まりが銀河です。この星達は色々な個性を持っています。小さな星もあれば大きな星もあります。そして星には重力があり、お互いを引き寄せ合うんでしたよね。小さな星は小さな星なりの重力で、大きな星は大きな星なりの重力でお互いを引き寄せ合うんです。銀河はそんな様々な個性が各々リーダーシップを持ってなりたっているんです。

私は一度、この一丸銀河をこの目で見たことがあります。

それは6年生の皆さんが運動会でソーラン節を踊っていたときのことでした。あの時突然スピーカーが故障してしまい音楽が止まってしまいました。その一瞬、その場の全員が立ち止まってしまいましたよね。驚いたのはその直後でした。皆さんは先生に指導されることもなく、なんの指図も受けずに自分達一人一人がリーダシップを発揮して「音楽がなくてもソーラン節を最後まで踊るんだ」と暗黙の内に踊り続けました。途中からは観衆も手拍子をはじめて、まるで運動場にいる全員が一体になったかのようでした。これこそ一丸銀河そのものだと感じました。

中学校に進学し、そしていつしか大人になりこの町から巣立っていく皆さんも多いと思います。それでもいつでもこの町に戻ってきてください。素晴しい森とお米と町の人の笑顔が皆さんを待っています。」

本当にすばらしい。ジョブズもびっくりです。「一丸銀河」。20世紀に我々日本人が持っていたはずで、今は台湾や中国にひきつがれているであろう、この精神を今ふたたび我が国も見直すべき時だと感じました。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中